スプラトゥーン3、特許で負荷の少ない綺麗な描画が出来ているかも。任天堂の技術力
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国内家庭用ゲーム機のゲームソフトで、2022年に最も売れたタイトルは何か。KADOKAWAグループのファミ通は1月11日、そんな調査結果を発表した。1位は、Nintendo Switchのソフト「ポケットモンスター バイオレット・スカーレット」(ポケモンSV)だった。年間の推定販売本数は433万8931本。
2位は「スプラトゥーン3」で368万7814本、3位は「Pokemon LEGENDS アルセウス」が231万4806本となり、以降も9位までをNintendo Switch向けタイトルが独占した。PS4向けタイトルは「ELDEN RING」が35万6711本で10位に入った。
1位のポケモンSVは、前作「ポケットモンスター ソード・シールド」が2019年に記録した298.8万本を大きく上回るペースで数字を伸ばしている。2位のスプラトゥーン3も同様に前作を超える勢いで販売本数を増やしているという。
22年の国内家庭用ゲームソフトの市場規模は前年同期比104.1%の1650.4億円、ハードが同103.4%の2097.8億円に。コロナ禍による巣ごもり消費の反動により市場規模が縮小するのではという予想もあったが、人気新作ソフトの登場とゲーム機本体の品薄に解消の兆しが見られた影響から、2年ぶりに市場規模がプラスになった。
調査結果は、ファミ通が22年の国内家庭用ゲームソフトのパッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版のみを推計。ダウンロード販売やアイテム課金などのデジタル決済は含まず)の売り上げ速報を集計したもの。集計期間は 21年12月27日~22年12月25日。
任天堂が提供する「スプラトゥーン」シリーズのさまざまな情報をまとめたポータルサイト『スプラトゥーンベース』に、新たなカテゴリであるGALLERY(アートワーク展示室)が追加された。
”スプラトゥーンベース”には、STORY(イカとタコの歴史)、CHARACTER(イカ世界の住人たち)、WORLD(若者たちが集う街)、FASHION(個性が光るブキとギア)、MUSIC(イカ&タコ界のヒットチューン)などテーマごとに整理された情報が詰まっている。ゲームをプレイしているだけでは得られない情報も多数掲載されているので、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
「スプラトゥーン」の個性的な世界でも重要な役割を担っている”アート”だが、GALLERYではバトルシーンやファッションだけにとどまらず、現実世界で開催されたイベントでのアートワークやコラボでの作品を『スプラトゥーン』『スプラトゥーン2』『スプラトゥーン3』『イベント』『グラフィティ』の5つのテーマに分けて展示している。
エリア01と書かれた『スプラトゥーン』エリアは、さまざまなブキを手にナワバリを奪い合う、インクリングたちの激しくも賑やかな一枚絵からスタート。当時の発売カウントダウンイラストや季節イベントに描かれたアートが並ぶ様は圧巻だ。また、「シオカラーズ」のアオリとホタルのキュートなイラストも展示されているほか、シリーズを盛り上げるアタリメ司令やジャッジくんなどお馴染みのキャラクターも登場する。
エリア02には『スプラトゥーン2』を掲載。エリア01のように発売カウントダウンイラストやサーモンラン、ヒーローモードのイラストも掲載。周年の記念イラストや「テンタクルズ」のヒメとイイダ2人も登場する。
さらに、『スプラトゥーン2』で発売された「オクト・エキスパンション」のギャラリーも登場。ダークなトーンとタッチで表現された深海メトロのアートは、シリーズのポップでストリートな雰囲気とは違い新鮮だ。
エリア03の『スプラトゥーン3』では、前夜祭イラストで描かれたすりみ連合や発売カウントダウンのアートが公開中。まだまだ発売されたばかりの本作の展示場はこれからできあがっていくわけだが、この先どんなアートやイラストが公開されるのかが楽しみだ。
『イベント』エリアでは、フェスなどのゲーム内のイベントだけではなく「スプラトゥーン甲子園」や京都水族館とのコラボなど、現実世界でのイベントを象徴するアートワークが並ぶ。「スプラトゥーン甲子園」は2023年春の開催も決定しており、約3年ぶり6回目の開催となる予定だ。
『グラフィティ』エリアにはゲームを彩るさまざまなアイテムが集まっている。たとえば、お馴染みのバトルエリアで見かけるストリートアートや看板、ステッカーなどだ。また、深海メトロの特徴的なアートやネオンは一際目を引く地下世界ならではの仕上がりとなっている。
今後もさまざまなイベントやアートの公開によって、どんどん展示が増えることが期待されるアートワーク展示室。ここを訪れれば、より「スプラトゥーン」の世界に魅了されること間違いなしだ。ぜひあなたも、イカしたギャラリーを訪れてみてはいかがだろうか。
ちなみに『スプラトゥーン3』では、本日1月7日から第3回のフェスの開催が開催中だ。この週末も、「スプラトゥーン」を全力で楽しもう。
(にしなののか)
『スプラトゥーン3』で、第3回のフェスの開催が目前に迫っている。今回は「2022冬 Chill Season」のアップデート以降初の開催となり、新ブキや新マップが追加された状態で行われる。さらにトリカラマッチの仕様も変更になるなど、新たな展開にも期待が集まる。
参考:【画像】前回フェスの結果
今回のフェス期間は2023年1月7日9時から、1月9日9時まで。テーマは「好みの味は? 辛い vs 甘い vs すっぱい」。3つの味の中から、好きな陣営を選ぼう。
今回のテーマが発表されると、ネット上では「甘い陣営は数が多そう」という予想や、「甘い一択だ!」という声が多く聞かれた。実際にゲーム攻略サイトなどの事前投票でも、甘い陣営に投票したというアンケートが結果が目立つ。
『スプラトゥーン3』のフェスにおける陣営にはスリミ連合のフウカ、ウツホ、マンタローがそれぞれ割り当てられており、今回の担当は「辛い」がフウカ、「甘い」がウツホ、「すっぱい」がマンタローとなっている。
過去2度開催された本作のフェスにおいて、ウツホ陣営はまだ一度も勝ったことがなく、しかも獲得ポイントが0ポイントのこともあったため、「今回こそはウツホに初勝利をもたらすために頑張る」といったプレイヤーの声も見られた。
今回のフェスでは、トリカラマッチの仕様が大きく変わる。これまでは中間発表の順位によって1位がマップ中央での守備を行い、2位と3位のチームが攻撃側になるという仕様だった。しかし今回のフェスでは、トリカラマッチを選択すると中間発表の順位に関係なく、守備・攻撃がランダムに振り分けられるようになる。
これにより、中間発表の結果いかんで1位のチームだけがトリカラマッチで苦しい守備のみを強いられる、ということがなくなる。また、発生がランダムだったトリカラマッチをいつでも遊べるようになる点もメリットだと言えよう。
さらに、新しくなったフェスでは陣営の勝利に関わる「こうけんど」の指標に「トリカラマッチこうけん度」が実装される。過去はホラガイの獲得数や、陣営の得票率、フェス期間中の勝利数などに応じて獲得してきたポイントだが、「トリカラマッチ」でもこうけん度をどんどん稼いで陣営を勝利に導こう。
ちなみに、今回のフェスで使用されるインクの色は赤、紫、黄と暖色系で統一されている。前回のポケモンコラボフェスの際には、みず陣営の青色のインクが見えづらいという問題が噴出したことは、記憶に新しい。今回のフェスでは、インクの色味によるプレイのしづらさや視認性の問題も解消されていることにも期待したい。
■ブキ使用率に変化はあるのか
過去のフェスでは、フェス100傑の使用武器が「シャープマーカー」と「スクリュースロッシャー」で埋め尽くされるという異常事態が観測された。
フェスは普段のガチマッチとは異なり、フィールドの塗り面積の多さで勝敗を決める「ナワバリバトル」のみが開催される。今回も上記のブキが猛威を振るうことは想像に難くないが、新たに追加されたもみじシューター、プロモデラーRGも短射程ながら、ナワバリバトルでも大活躍の塗り性能を誇るブキだ。また、アップデートで長射程のジムワイパーや、トライストリンガーの塗り性能が大幅に強化されたため、そういったブキが変化をもたらしてくれるのかにも注目したいところだ。
■フェス恒例のお得な仕様も見逃し厳禁
『スプラトゥーン3』のフェス期間には、通常期間とは異なるお得な特典が満載だ。たとえばカタログレベルを上げるごとにもらえる「ホラガイ」はフェス期間中、ロビーのガチャを1回引くことが可能。通常のガチャを引くためにはおカネを支払う必要があるので、フェスの機会にじゃんじゃんホラガイをゲットして、たくさんガチャを回そう。
さらにフェス期間中は、フェスTを利用したギアのかけら集めがお得に行える。フェスの期間中、広場のスパイキーが実施してくれるクリーニングとギアパワーの付け替えが普段は20,000ゲソのところ1/10の2,000ゲソで行えるのだ。ギアのかけら集めは運の要素やコツコツ集める忍耐が必要になる作業のため、フェス期間のお得なクリーニングを見逃す手はないだろう。
いよいよ週末に迫った第3回フェス。期間中は三連休ということもあり、多くのプレイヤーが参加することが予想される。また、学生などにとっては冬休み最後の連休かもしれない。「2022冬 Chill Season」のアップデート、そして数々の仕様の変更を受けて、本作のフェスはどんな風に変化してゆくのか楽しみだ。
(にしなののか)
「スプラトゥーン3」に登場する武器「スプラローラー」のように、リアルでもペイントローラーを振り回してみたい! そんな願望を実現した動画が、激しい結果に終わり笑いを呼んでいます。
スプラローラーはペイントローラーのように地面を塗れる武器ですが、攻撃の際は振り回してインクを飛ばす使い方が選ばれがち。YouTuberのくらひとさんは、実際に振り回したらどうなるか、クレーンゲームで手に入れたローラーで試してみました。
とりあえず横振りを試してみるも、ゲームのように広範囲には広がりません。そこでもう1つのアクション、縦振りを試してみたところ……あろうことか、ローラー部分が柄からすっぽ抜けてしまうのでした。殺傷能力はありそうだけどそうじゃねえ。
それでも何度か試すうちに、くらひとさんはゲームに近い飛沫を飛ばせるようになりました。コメント欄では、ローラーの飛びっぷりにウケる人がいる一方で、「こうしてみると実際の飛沫の飛び方を研究して作られているのだな」と、ゲームの開発者に感心する人もみられます。
くらひとさんはものづくり系のYouTuber。他にも、浮かべたインクにイカちゃんを泳がせたり、洗濯機のおもちゃでスクリュースロッシャーの再現を試みたり、多くの実験動画を公開しています。
動画提供:くらひとさん